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KPSGの虫歯予防への考え方について
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むし歯予防
◆
カリエスリスク
◆
むし歯予防の方法
◆
脱灰と再石灰化
◆
フッ素の効果的な利用
◆
プロフェッショナルケア
歯周病予防
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予防歯科リンク
■
私たちが目指していること
地域の皆様に、
正しいむし歯予防の知識の提供
と
プロフェッショナルケア
を行うことで、生涯にわたって健康を守るための活動を行っています。
@
一生懸命歯を磨いているのに、むし歯ができてしまう。
A
まじめに定期検診を受けて早期発見早期治療を行っているのに、1本、2本と抜歯になり、結局いずれは総入れ歯になってしまうのではないかと不安だ。
B
子供にはむし歯で苦労させたくない。
このような方たちと思いを共有し、むし歯で苦労することのない人生を送れるよう、
お手伝いをしています。
■
むし歯になる危険性をカリエスリスクといいます。
カリエスリスクを左右する要因には次のようなものが上げられます。
1.
唾液の量
少ない / 多い 少ない / 多い
ミュータンス菌(左) / ラクトバチラス菌(右)
2.
唾液の緩衝能(口の中を中性に保つ能力)
3.
ミュータンス菌(むし歯のきっかけを作る菌)の量
4.
ラクトバチラス菌(むし歯を進行させる菌)の量
5.
飲食の頻度
6.
プラークコントロールの程度
これらは、生活習慣、家族間の感染などによって左右されます。
このカリエスリスクが個人個人によって違うため、むし歯のでき方に差ができるのです。
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■
むし歯予防の方法
むし歯予防には
セルフケア
と
プロフェッショナルケア
があり、これを両立することで、むし歯を防ぐことが出来ます。
●
セルフケア
セルフケアでもっとも大切なことは!
◆
食生活の改善
◆
家庭用フッ素の使用
◆
歯磨き
◆
キシリトール・ポスカム・リカルデントなどのガムを利用
【
食生活のコントロール
】
最もむし歯になりやすい食べ物は、やはり
砂糖が入った甘いおやつ
です。
甘いモノを食べると、お口の中のミュータンス菌が砂糖を分解して、酸を作ります。
この酸が歯を溶かすためにむし歯が出来ます。
ですから、甘いモノを食べている間は歯が溶けています。
これらを頻繁に食べると、どんなに歯を一生懸命磨いてもむし歯になりやすいと言えます。
●
むし歯に最もなりやすいおやつ
ソフトキャンディー
キャラメル類
キャラメルチョコ菓子
キャンディー・アメ類
アイスキャンディー
これらは、
砂糖が多く含まれる
だけではなく、
歯に残りやすい
、あるいは
食べるのに長時間かかる
おやつです。
●
むし歯になりやすい飲み物
清涼飲料水
炭酸飲料水
スポーツドリンク
乳酸飲料
缶コーヒー類
飲み物が原因でむし歯になっている人も、たくさんいます。
砂糖が入っているものはもちろんですが、
PH5.5以下の酸性の飲み物は歯のエナメル質を溶かす
ので、むし歯の原因となります。
よく勘違いされているのが
スポーツドリンク、100%ジュース
です。
これらは酸性度が高いため、頻繁に飲むとむし歯になりやすいです。
哺乳瓶にこれらの飲料や、乳酸飲料を入れて飲ませると
、お口の中に入っている時間が長いため、むし歯の大きな原因になってしまいます。
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■
脱灰と再石灰化
糖分がお口の中に入ると、ミュータンス菌がその糖分を分解して酸を作ります。その酸が歯の表面のエナメル質の成分であるリンやカルシウムを溶かします。これを
脱灰
と言います。
しかし、唾液の働きにより歯のまわりはしだいに中性にもどっていきます。
中性になると、溶け出したリンやカルシウム、また、もともと唾液中に含まれているカルシウムなどが、歯の中に取り込まれていきます。
このことを
再石灰化
と言います。
お口の中では、この脱灰と再石灰化が繰り替えされています。
脱灰する時間が長いとむし歯になり、再石灰化の時間が長いとむし歯にはなりません。
むし歯の予防は、この脱灰と再石灰化をコントロールすることにあります。
脱灰時間を短く、再石灰化時間を長くするには?間食の時間を短く、回数を少なくすること。
つまり、砂糖が入った甘いもの、酸性の飲み物を摂取する頻度を減らすこと、ダラダラ食い、ちょこちょこ飲みはやめることが大切です。
≪
むし歯になりにくい
≫
≪
むし歯になりやすい
≫
また、酸性になったお口の中が早く中性になるためには、唾液量が多いことが必要です。
これには「よく噛むこと」「キシリトールガムなど砂糖が入っていないガムを噛むこと」などを習慣化させることなどが良いでしょう。それによって唾液量が増えて、早く中性にもどりやすくなります。
食生活を改善することは、歯磨きを頑張るよりもはるかにむし歯予防に効果的です。ただし、歯周病予防には歯磨きが一番大切なので、歯磨きもおろそかにしないでください。
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■
フッ素の効果的な利用
世界中で、日本よりも早くフッ素を取り入れて、むし歯予防を成功させている国がたくさんあります。
フッ素の安全性はすでに20年以上前に確認されて言います。
日本でもフッ素を使って、むし歯を激減させた地域、学校などがあります。
当院でも、乳歯の時にむし歯をたくさん作って来院した子供達で、永久歯は一本もむし歯が出来ていない子がたくさんいます。
フッ素は、食生活の改善とともに、もっとも効果的なむし歯予防法です。
フッ素には家庭用で使う濃度の低いものと、診療室で塗布する濃度の濃いものがあります。また家庭用のものには、洗口液やジェルタイプのものもあります。いずれも、予防を積極的に行っている歯科医院においてあります。
家庭用のフッ素と診療室でのフッ素塗布を併用することで、むし歯を効果的に予防することができます。
家庭用のフッ素は毎日寝る前に使用してください(診療室でのフッ素塗布は、3ヶ月に1回程度が効果的です)。
特に子供のときに継続してフッ素を使うと、歯を強くするので、生涯むし歯になりにくくします。
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■
キシリトールガム・ポスカム・リカルデント
どのガムにもそれぞれ特徴がありますが、どれもむし歯にならないということ、噛めば噛むほど唾液が出て、唾液の効果でむし歯になりにくくするということは共通です。
『
キシリトールガム
』は1日5グラム以上(歯科用のもので1日4粒以上)を3ヶ月以上噛み続けると、むし歯の原因菌であるミュータンス菌が減って更にむし歯になりにくくなります。
市販のものは歯科用のものに比べてキシリトールの含有量が少ないので、さらにたくさん噛む必要があります。
一方、『
ポスカム
』や『
リカルデント
』はキシリトールの量は少ないのですが、その他に歯の再石灰化の効果を助けてくれる成分が入っています。
『ポスカム』には、ジャガイモから抽出された水溶性のリン酸化オリゴ糖カルシウムが入っています。
このリン酸化オリゴ糖カルシウムは、唾液に溶けて歯の再石灰化を助けます。
『リカルデント』にも、牛乳由来の非結晶性リン酸カルシウムが歯になじみやすい状態で高濃度に入っていて、再石灰化を助けます。
これからお母さんになるので、子どもにミュータンス菌を感染させたくない人などは、前述したように、歯科用キシリトールガムを毎日四粒〜六粒を継続して噛むのが良いでしょう。
ただし、やめるとミュータンス菌は又増えてきます。
ポスカムは、成分のカルシウムがすぐに再石灰化を助けるので、即効性という意味ではすぐれている
と言ってよいと思います。
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■
プロフェッショナルケア
プロフェッショナルケアでは主に次のことを行います。
◆
PMTC
◆
フッ素塗布
◆
予防指導
【
PMTC
】
専門家による歯のクリーニングです。
毎日すみずみまできちんと磨いているつもりでも、歯ブラシで届かないところ、汚れがたまりやすいところができてしまいます。
この部分のお掃除を徹底的に行うのがPMTCです。
【
フッ素塗布
】
家庭用のフッ素に比べて濃度の高いものを使います。
家庭用のフッ素と併用することにより、むし歯のリスクをかなり減らすことができます。
【
予防指導
】
むし歯のリスクは、一人一人違います。
生活習慣、歯磨き、フッ素やキシリトールの使い方など、その人のリスクに応じた指導を行います。
【歯垢の染め出し】/【歯垢・歯石除去】
【磨き上げ】/【フッ素塗布】
画像提供:
審美歯科ネット
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